杉田智和 × SAXX スペシャルインタビュー1

杉田智和×SAXXスペシャルインタビュー

 まえがき 

Twitterでの偶然の出会いから展示会にご来場頂きそしてついに直接インタビューを実施する運びとなった。

SAXXのリアルユーザーである人気声優杉田智和氏にSAXXの魅力を大いに語って頂いた。

高級アンダーウェアは贈答用に最適
 SAXXとの出会いは健康診断とトレーニング 

杉田

今日は全身、SAXX(巻き舌)でございます。ジムに行く時や走る時、過去の僕は「それに適した格好をしよう!」なんて考えたこともありませんでした。仕事用のジャージに、部屋用のジャージに、寝る用のジャージ……。つまるところ、一日中ジャージ男だったわけです。

しかし、ひとつひとつの用途に適したアイテムを選ぶとアラ不思議、感性が磨かれて生活に潤いが生まれるのを感じました。今まで気に留めなかったことに“こだわり”を導入することで、これまで感じられなかった何かが見えてくる。今日はそんな話になれば嬉しいですね。

SAXX担当(須田)

はい、本日はよろしくお願いします。

杉田

読んでる人も疑問に感じてる事だと思うので、最初に聞いておこうと思うんですが。……僕、別に契約してるスポーツ選手とかアスリートでもなんでもないんですが、こんな場に居ちゃっていいんですかね。周りに企画の話をしたら「どうしてそうなった!」って反応されちゃいましたよ。

SAXX担当(須田)

いやいや何をおっしゃいますか。積極的にSAXXを広めていただいたばかりか、今回の企画をお受けいただいた杉田さんには感謝しかありません。

杉田

好きが高じて友人や仕事仲間に布教していたら、いつの間にかここまで来てしまいました。普通に考えたらあり得ない出会いではありますが、こういった意外な出会いこそが新たな感性やイメージを生む源泉にもなるわけです。ではSAXXインタビュー、いってみましょう。

SAXX担当(須田)

今でこそ愛用してくださっている杉田さんですが、最初はどこでSAXXを知ったのでしょう。何がきっかけになって、今のような状況になったのかが気になります。

杉田

結論から言うと人から貰ったのがきっかけだったのですが、せっかくなので前提から説明しましょう。まず、僕の中で高級アンダーウェアが贈答品に丁度良いなと感じ始めた時期があったんです。

SAXX担当(須田)

贈答用ですか。

杉田

高めのアンダーウェアって、買う立場としてはお手頃な価格帯でありながら、贈られる側としても意外性があるじゃないですか。自分ではなかなか買わないジャンルの商品ということもあって、贈り物として使いやすかったんですよ。

その際に利用していたのが、アンダーウェアを置いているセレクトショップで、当時によく買っていたのはOVER THE TWELVEというブランドだったのを覚えています。そちらのパンツには股間の“先端”を入れる用の袋が用意されていたんです。ビジュアル面もかなりトガッていたこともあり、渡した相手の反応も良かったので、よく利用させてもらっていたんですね。

SAXX担当(須田)

なるほど。そこで初めて、高級アンダーウェアや機能に興味を持ったんですね。

杉田

おっしゃる通り。で、同時期に健康診断を受けたところ、運動不足で診断結果がヤバいことが判明してしまったんです。Move or Die(動かずんば死)に至ったとなれば体を動かさざるを得ないということで、キモオタ仲間……もといトレーニング仲間のどんさんや、トレーナーの先生と一緒にトレーニングを始めまして。そこで、トレーニング用品として受け取ったアイテムの中に、SAXXが含まれていたんです。

SAXX担当(須田)

SNSなどでも多く語っていただきましたが、改めて当時の感想を伺えればと思います。

杉田

初めてSAXXを穿いた瞬間は、もう本当に感動しましたね。OVER THE TWELVEの“先端を入れて固定する袋”というのも機能としては面白かったのですが、SAXXのボールパークポーチは全体を受け止めて包み込んでくれる。この安定感、違和感のなさに感動した僕は、いつしか自分で買い足すようになり、一週間まるごとSAXXで過ごすようになったんです。

実際、SAXXが僕らのトレーニングを下で……。いや、トレーニング中のシモを物理的に支えてくれていたおかげで、快適に体を鍛えることができました。僕の上半身がパワーアップし、100キロ近くあったどんさんは70キロ台まで絞られた、という結果にSAXXは間違いなく大きな役割を果たしています。これはマジです。

そこで初めて「用途に応じた服を選ぶ」という、新しい感性が生まれたんです。なんでもかんでもジャージで良いと思っていた僕に、新しい感性を与えてくれたSAXXには心から感謝しています。

自分とは違う“新たな感性”に出会うために
 杉田氏が出会ってきたSAXXと感性の出会いを紹介 

杉田

ちょっとこれは個人的に気になる部分なんですが、そもそもSAXX担当(須田)さんはSAXX において、どんな立ち位置にあるのでしょう。

SAXX担当(須田)

私はTwitterの担当者という立場になります。カナダのSAXXブランドを日本で広めるため、日本の企業に“潜入”した……というテイの存在ですね。

杉田

実を言うと、SAXXを知った当時は「カナダにはこんなブランドがあるんだ」くらいの認識で、スポーツマリオさんが国内向け展開を主導しているということは知らなかったんですよ。

そんなある日、どんさんがSAXX日本公式アカウントに捕捉されたとの報告を受けまして。まず、Twitter上に公式アカウントが存在することに驚愕したんです。なぜカナダの密偵が突然どんさんのTwitterに反応を?

SAXX担当(須田)

いやぁ、なんと言えば良いか……。Twitterアカウントの運用は2018年2月頃に開始したのですが、恥ずかしながら開設したまま更新が滞っていまして。杉田さんも「公式アカウントなのにフォロワーが40人しかいない」とネタにされていましたが、それを見て私も「これはイカンな」と思い直しまして。

杉田

ごめんなさい……!(小声)

SAXX担当(須田)

そこからTwitterをちゃんと運用するようになり、SAXXに関して言及されている方を探すようになったんです。すると、どんさんがSAXXについてツイートしているのをお見かけし、ポチッとボタンを押させてもらったという次第です。

杉田

ヤツもよっぽど穿き心地が気に入ったらしく、Twitterで「SAXXのパンツ8億枚ほしい」という伝説的ツイートを残すに至りましたからね。そりゃ目にも留まろうってものです。

SAXX担当(須田)

そこから杉田さんが言及されていることも確認し、勝手ながら絡ませていただいたような形になり。その頃からご対応をいただいて、本当にありがとうございます。

杉田

いえいえ。むしろ、最初はもっとストイックな運用をしているアカウントだと思っていて、最初は「あんまりボケちゃいけないかな」とか考えていたので、気さくに話しかけて貰えてよかったです。ここでは言えないような表現もモリモリ発信してきたので、どっちかと言えば怒られる側だと思ってましたからね。

SAXX担当(須田)

とんでもござません。正直なところ、アカウントの性格とかも定まっていなかったので、あのような形でお声掛け頂いたことは大きな転機になりました(笑)。

杉田

その後には、SAXXの展示会にお呼ばれしたりもしましたね。今思い返しても、やっぱり信じられない事態ですよこれは。洋服の展示会には行ったことがあるんですが、まさかアンダーウェアの展示会に行くことがあるとはなぁ。

SAXX担当(須田)

その節はありがとうございます。SAXXのパジャマなど、アンダーウェア以外の商品についても触れていただきましたね。

杉田

それから、運動以外の局面。つまり日常でSAXXを使えないかを考えるようになったんです。加えて、新しい人に興味を持ってもらって、その感想を聞くのが楽しくなってきて。だから、贈り物としての採用率が一気に上がっていったんです。……僕は当たり前のように贈答用に使ってますが、そもそも“贈答”という利用方法は公式に想定した購入ルートなんでしょうか。

SAXX担当(須田)

贈答用途を一切考えていなかった、ということはありません。実際、女性から男性に向けたプレゼント、といった需要は少なからずありました。ただ、男性同士の贈答用という形での需要は見えておらず、ここまで熱心に広めていただけるとは思ってもみませんでした。杉田さんがご友人などにSAXXを贈る際には、どんな基準や理由を用いているのでしょう。

杉田

自分ではできない体験や、環境のもとでSAXXを使っている人の感想を聞きたいので、自分とは違う趣味を持っている人にあげることが多いですね。

まず、スーパーロボット大戦のラジオに出演しているプロデューサーの寺田(貴信)さん は、ここ数年で自転車によく乗るようになったらしいんです。自転車の選手は股間とサドルの“擦れ”が結構深刻な問題になりがちという話も聞いたことがあったので、SAXXが役立つんじゃないかと思ってプレゼントしてみました。

SAXX担当(須田)

ご感想はいかがでしたか?

杉田

ボールパークポーチによって股間が固定されるというのが自転車乗りにはドンピシャな機能だったようで、寺田さんからは「とても良かった!」と返答を貰いました。それから、自分で使うために買い足していたみたいですよ。

SAXX担当(須田)

おお、良かったです。そのほかにも、プレゼントした方の反応などあればぜひ伺いたいです。

杉田

同じラジオのパーソナリティをやっている、歌手の遠藤正明さんからも好評でした。やっぱりライブともなると長時間動き回ることになるので、SAXXのボールパークポーチが機能するようです。

あとは、一人称視点シューティング(FPS)プレイヤーの人からも「どっちのタマの調子も良かった」という、完璧すぎる感想を貰っています。つまり、下半身のタマが固定されることでコントローラーから発射するタマも安定したという……。クソ! メッチャいいコメントなのに広告に使えない!

SAXX担当(須田)

うまい言い回しですね(笑)。

杉田

あと、二期くらい前に“QUEST(クエスト)”というシリーズが出たじゃないですか。色が某社有名タイトルこと●●●●クエストの敵キャラの色に近くて、しかも発売タイミングが“ウォーク”する●●●●クエストの最新作のリリース時期と完璧に合致したんですよ。これはマジでたまたまだったのか、それとも意識して作ったのかが気になってたんです。

ちなみに、某ウォークする●●●●クエストのプレイヤーにクエストをプレゼントしたら初手大爆笑されました。あと、その某社の人にもあげたんですが「あれっ、パンツ(グッズとして)作ったことあったかな?」などと、極めてウケの良い反応を貰えました。

SAXX担当(須田)

ええっ、なんか色々と大丈夫だったんですか!?

杉田

大丈夫です、真面目にモノを作ってる人ほどリアクションが面白いんですよ。どうやら靴とのコラボは過去にもあったらしいんですが「アンダーウェアは発想になかった」と驚いてました。やっぱりウォークする作品ですから、相性は良いんじゃないかと思います。

SAXX担当(須田)

私達の方でも基本的な意見収集はしているのですが、そういった具体的な距離の近い感想をいただける機会は多くありません。重ね重ね、多くの方への布教を本当にありがとうございます。

杉田

僕がやってるのはあくまでプレゼントで、それが受け入れられているのはSAXXの品質があってのことですよ。「なぜパンツにそれだけのお金をかけるんだ」という疑問を超えていくためには、まずは品質を実感しなきゃいけません。その品質を実感させた瞬間の反応が面白いからこそ、贈答という手段を使いたくなるんです。知らない業種の人に渡すほどSAXXの有用性が見えてくるので、もっと色々な人に利用してもらいたいですね。

BALL PARK POUCH™

SAXX担当(須田)

杉田さんが仰られていたような“ポジションの安定性”という要素については、重要性を意識されている方が少ないのではないかと感じています。

これは我々もジレンマに感じている部分ではあるのですが、その良さは体感していただかなければ理解が難しいのは確かです。ですので、まずは一度穿いて確かめてみてほしい、というのが一番の想いですね。

杉田

こういった機能を搭載したアンダーウェアの“はしり”というか、元祖がSAXXということになるんですか?

SAXX担当(須田)

そうですね。男性用のアンダーウェアにおける機能性の面はかなり見過ごされてきた部分で、世界的にも「パンツに機能性なんて必要ないでしょ」くらいの感覚で語られてきたジャンルなんです。そんな中で「それではダメだ」と声をあげたのがSAXXの創業者なので、まさにパイオニア的な存在と言えるのではないかと思います。

杉田

そもそも、スポーツマリオさんはSAXXをどうやって日本へと持ってきたんですか?

SAXX担当(須田)

きっかけは人の繋がりですね。「良い商品があるんだよ」とお声掛けをいただき、その理念や良さに共感して取り扱いを始めたような形になります。ざっくり言えば“良いものを広めたい”という気持ちは、杉田さんと同じかと思います。

杉田

ああ、やっぱり! 新たな商品や概念を見つけて、それによって新しい感性を切り開いている人を見るのって嬉しいし楽しいですよね。

SAXX担当(須田)

そうですね。杉田さんにご感想を頂けるのはもちろん、杉田さんに機能や快適性を広めていただき、多くの方からご感想を頂けるようになって嬉しい限りです。

様々な方にSAXXを利用していただき、最近はお話を伺う機会も増えてきました。その中で、杉田さんは股間回りの“ポジション”について深く言及していただいていますが……。

杉田

うーん難しい。たった4文字で完璧に表現できるのに、ここでは言えない。

SAXX担当(須田)

まぁ、私はTwitterで言っちゃうんですが。

杉田

そうだね! ちんポジだね!

SAXX担当(須田)

杉田さんのご協力もあり、最近は「SAXXはポジションのサポート性能が高い製品という認識が高まってきました。ただ、やはり利用アンケートなどを見ていると“ポジションを良くする”という概念自体に初めて触れたという方も多く見られたんです。杉田さんはSAXXと出会う以前から、ポジションについて考えられていたことはありますか?

杉田

もちろん、男である僕にとって股間にある2つと1本は相棒です。常に意識しないといけないくらい身近で、大事にしなければいけない存在ですよ。……恐らく、人生で一番使う道具ですし。

SAXX担当(須田)

そうですね!(笑)

杉田

ポジションについては、僕以外のケースの方が分かりやすいと思います。以前、股間がデカくて困っていた友人にSAXXをプレゼントした事があるんですが、これまた非常にマッチしたようで良い感想を貰えました。股間のデカさが邪魔をしてタイトな服を着れないくらいデカい男で、彼はまさにポジションに悩んでいた人間ですからね。SAXXのポジショニング性能は本物ですよ。